注文住宅のメンテナンス性

注文住宅は長持ちしやすい住宅です。長持ちしやすい根拠として挙げられるのが、建材や資材が良質なことですが、忘れてはならないのがメンテナンス性です。メンテナンスを行いやすければ、点検や検査のコストを抑制できるため、定期的にメンテナンスしやすくなり、修理や修繕が必要となる箇所の早期発見が可能になります。注文住宅のメンテナンス性は、床下の高さや、床下点検口への入りやすさがポイントです。

一般的な建売分譲住宅よりも注文住宅のほうが、床下は高く設計されています。床下が高く設計されていると、建物のメンテナンスに役立つだけでなく、ガスや水道の配管チェックにも役立ちます。築年数が経過してくると木造建築の一戸建て住宅では害虫被害が発生してしまうこともありますが、害虫駆除や害虫予防で薬剤を散布するのは床下が多いので、床下が高く設計されていると工事担当者や作業担当者が入りやすく、入ってから作業もしやすく、スムーズに出られます。床下が低いと、作業のために入っていっても、戻って出てくるときが大変になります。

身動きしやすい床下は、安全な作業にとって重要です。床下に限らず、作業者が出入りしやすく設計されていると、メンテナンス性は高くなります。天井裏のメンテナンス性が高ければ、雨漏りトラブルや害虫対策にも役立ちますし、ケーブルテレビ配線やオーディオ関連機器等の屋内配線でも役立ちます。ぎりぎりな間取りや施工ではなく、施工箇所にスペースとして余裕が設けられていることが、注文住宅のメンテナンス性を高めているポイントです。

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