注文住宅の見積りポイント

注文住宅の魅力は、自然素材を使用して健康的な住まいを実現できることです。自然素材は集成材よりも価格が高くなりますが、会計は明瞭です。自然素材のうち、天然無垢材は柱や梁などの住宅の構造体に使用される建材ですが、一本から明瞭な会計をしてもらえます。すなわち注文住宅は見積もりの会計が明瞭である点も見逃せません。

極端な言い方になってしまいますが、柱の一本から価格が明瞭です。注文住宅に限らず、木造建築の一戸建て住宅を新築するときに無料見積もりを受けることができる場合は多いのですが、トータル価格で数字が提示されてしまうことが少なくありません。すでに土地が入手してあり、土地の建ぺい率と照らし合わせて建築が可能な延床面積の最大値が判明しているのであれば、柱と梁の数も見積りで提示してもらうようにしましょう。注文住宅の見積もりが、柱の一本の価格まで明瞭になっていることが多いのは、土地面積と建ぺい率から建築可能な一戸建ての全体像を把握したうえで、必要となる建材も正確に予測されるからです。

もちろん本当に正確な数字は、設計が完了してからになりますが、ある程度の予測値と実際に建築可能な一戸建て住宅との間に生じる誤差が小さいです。さらに設計を始めるときに工務店と話し合えます。吹き抜けを始めとして空間の設計によって、壁材の必要量は大きく変化しますが、構造体である柱と梁は実は意外と大きく変動しにくいです。注文住宅の見積りは、具体性と明瞭さがポイントになります。

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